富士登山ガイド

日本で最も有名な山『富士山』。その壮大なスケールは人々を圧倒させ、その姿は日常疲れた心を
リフレッシュしてくれます。富士の麓で大自然の恵みを体中で感じ取ってください。
7月1日から8月26日までは全ての山小屋が開かれ、また登山バスも増便されて登山に一番適した期間です。
ここで富士山に登るための心得を説明します。参考にしてみてください。

富士登山の準備

服装
寒さに備えてセーターは必需品です。平地との気温差は五合目で10度、頂上で20度、
雨は下から吹き上げるためレインズボンを用意し、軍手も必ず持参してください。
靴は砂が入らないように足首まで入る登山靴が最適です。

救護所
7合目に救護所、頂上には剣ヶ峰北に環境庁休憩所があり救護活動もしています。

食糧
山小屋で食事はできますが、水は最低1リットル、氷砂糖やレモンの輪切りも用意しておくと便利です。

山小屋(登山)
山小屋ガイド・山小屋マップ
富士山の豆知識

富士登山に登る

富士山頂をめざすのに定番なのが「吉田口登山道」です。
健康な方は北口本宮冨士浅間神社から、そうでなければ五合目からスタートするのがベストです。
高山植物を見ることができるのは八合目までで、それ以上は岩場が続いていきます。
山小屋で休憩を取りながら、無理をせず登ってください。

(1) 登山道以外は利用しない。
(2) リーダーの指導を受け自由行動は厳禁
(3) 登りはよく踏みしめて転落しないように注意
(4) 下山は指導標やパトロール員の指示によりマナーを守る。
(5) 病人、けが人は山小屋に収容すること。

『吉田口登山道』
最近では、五合目から登るのが定番になっていますが、登山の醍醐味を味わいたい方は「吉田口登山道」から登ってみてください。5合目までは、ファミリーでも楽しめます。北口本宮富士浅間神社を出発して約1時間で中ノ茶屋に着きます。周囲にはたくさんの登山碑が並んでいます。中ノ茶屋は浅間神社と馬返しの中間地点にあり、様々な植物や動物と遭遇できます。国の天然記念物も指定されているフジザクラやレンゲツツジの混成群落があり、ヤマネやニホンリスも生息しています。

『馬返し』
馬返し。昔はこの地点から先は聖域とされ、馬を連れていくことはできませんでした。道も少しづつ急になり、馬返しから五合目までは神社や石仏など、見ごたえのある史跡が多い地点です。まず、一合目にあるのが鈴原神社。かつては大日堂があり、大日如来が祀られていましたが、1531年(亨禄3年)の火事で消失してしまいました。近年になって再建され、明治時代以後、鈴原神社となったと伝えられています。二合目にある御室浅間神社の本殿は勝山村の里宮に移され、拝殿が残っています。ここから東南に1㎞ほど登った所に女人天上があります。江戸時代まで富士山は女性が立ち入ることは禁止され、この御室神社までしか登れなかったのですが、ここでは富士の姿を拝むことができないため、考えだされた天拝所です。三、四合目を通り過ぎ、やがて四合五勺の御座石小屋に到着します。正面には御座石浅間神社があり、しばらく進むと5合目の佐藤小屋です。

五合目から山頂をめざす
標高約2,305メートルの富士山中腹を一周するお中道巡りは、眺望が楽しめます。また、ここには小御岳神社があり、お天狗様の面白い話も伝えられています。五合目から上は高山植物地帯になっています。ムラサキモメンズルやメイゲツソウなどを見ることができます。さらに登っていくと、日蓮上人が百日修行をしたという八角堂の常昌殿があり、七合目あたりは、聖徳伝説も残されています。本八合目は大行合といい、吉田口と須走口の出会う場所です。ここから急坂を登り、浅間神社奥宮の鳥居をくぐれば頂上に到着です。


※無理な登山計画はやめ安全装備で出掛けましょう。
※落石に充分注意し必ず登山道を進みましょう。
※最終更新日:2011年1月6日